ゲームソフト銘柄に注目
2020年1月24日(金)Newsモーニングサテライト
米国みずほ証券 川尻賢弥さん
ゲームソフト銘柄に注目
今年はハードメーカーよりもソフトメーカーに商機があると考えています。特にアクティビジョン・ブリザードやエレクトロニック・アーツなどは根強い人気のタイトルを抱えているものの、ハイテク大手で構成される指数と比べると、株価は出遅れており、投資家の物色が向かいやすいとみています。
家庭用ゲーム機などのハードメーカーは去年、グーグルが発表したスタディアなどクラウドゲームとの激しい競争にさらされることが懸念されます。一方で、ソフトメーカーにとってはクラウドゲームの需要が高まるとみられ、ゲーム市場全体が広がることの恩恵がありそうです。さらに今年はハードメーカーもソニーがプレイステーション5、マイクロソフトがXBOXシリーズXと揃って次世代機の発売を発表していて、ハード向けの新作ソフトに対する期待も高まりやすいタイミングです。
2月初旬にソニーがプレイステーションミーティングというイベントを開催し、そこでプレイステーション5の詳細が明らかになる可能性があるので、注目しています。その発売時期についても今年の年末商戦とされていたのですが、ここにきて、前倒しになるとの一部観測が出ていて、こうした発表があれば、ゲーム関連銘柄に物色が向かうきっかけになるかもしれません。
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