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ダウ 14%上昇予想の根拠

2020年1月8日(水)Newsモーニングサテライト

ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん

ダウ 14%上昇予想の根拠
32500ドルまで行くとなると 14%の上昇ということになりますけれども、 これは決して無理な数字ではないと思っています。 まず、1986年以降のS&P500指数企業の株価収益倍率は 現在予想されている今年末時点の株価収益倍率は17.9倍 で、 この34年間の平均は19.2倍 です。すなわち平均に戻るだけで株価の上昇は7%見込めるということになります。
残りが利益成長率なんですよね 現在市場の予想の利益成長率の平均は10%なんですけれども、やや保守的に見て7%というのを当てはめました。すなわち利益成長の寄与分が7%、株価収益倍率の上昇分の寄与が7%、 合計で14%という予想を出しました。
過去の例からすると息切れというのは実はあまりないんですよね。過去50年間、年間で25% 以上上昇したケースというのは10回あるんですけれども、そのうち8回はその翌年も上昇しています。その上昇した8回の平均の翌年の上昇率というのは15.6%となっていますので、ここからしても14%の上昇というのは無理がないと考えています。

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