ハイテク大手がニューヨークへ
2020年1月10日(金)Newsモーニングサテライト
岡三証券NY 𠮷田拡司さん
ハイテク大手がニューヨークへ
中でもGoogleやFacebookなどGAFAと呼ばれる巨大 IT 企業の動きが目立っています。先月にはAmazonが新規オフィスを契約したと報じされたほか、Appleも契約を検討中とのことで 正式発表の日は近そうです。
ESG投資が活況となる中でハイテク大手を中心にESGのS 社会的責任が重くなっていることが背景の一つです。シリコンバレーではハイテク企業に勤める高所得者が大量に流入したことで、不動産価格が高騰し、ホームレスが急増しています。 Appleが対策として、住宅開発やホームレス支援に総額25億ドルを拠出すると発表するほど深刻な状況で、ハイテク企業がシリコンバレー以外で人材を確保することが急務になっています。
実はニューヨーク市のIT関連就業者数は過去10年で80%程度増えています。近年はニューヨークを本拠地とする新興IT企業が増えているほか、金融業界でもオンラインサービスなどの 拡大を背景に、 IT系人材を多く抱えています。GoogleやFacebookなどは働きやすい企業として高評価を得ており、今後はニューヨークで金融機関からハイテク企業へ人材流出が起きると見ています。
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