製造業はまだ弱い?
2020年1月9日(木)Newsモーニングサテライト
野村グループ 田部井智春さん
製造業はまだ弱い?
12月ISM製造業景気指数はリーマンショック後に景気が底をつけた2009年以来の低水準となり、5ヶ月連続で50を下回っています。12月は米中が 第1弾の合意に達するなどポジティブなニュースが出たり、株価も好調だったことを踏まえると製造業の弱さだけが強調される数字でした。ただし、この指数は外需に影響される度合いが強いとされ、アメリカ経済の変調を示唆するものではないと見ています。
ISMの指数よりも調査対象がより多く、中小企業も含まれるマークイットの製造業PMIは52.4と 景気拡大を示唆する水準を保っており、50割が迫った夏の水準からは持ち直しています。ISM 製造業景気指数は軟調でも、アメリカの製造業は全体で見れば、底打ちしつつあると考えています。
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