2部市場から1部市場への移行基準を緩和
東京証券取引所は2020年にも2部市場から1部市場への移行基準を緩和する。
現在は監査法人の適正意見がついた有価証券報告書(有報)が5年分必要だが、2年分で移行可能とする。
マザーズやジャスダック市場から1部市場への移行基準と統一する。
新しい基準では2部上場の東芝が1部に復帰できる可能性が高い。
市場区分の見直しで1部市場の上場基準の厳格化を検討しており、今回の移行基準の緩和は議論を呼びそうだ。
株式市場での競争のなさが日本企業の競争力低下の一因でもあると考えているが、改革の先送りはさらに競争力の低下につながるはずだ。
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