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株価急落を分析

2020年3月17日(火)Newsモーニングサテライト

ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん

株価急落を分析
冷静になって考えないといけないのは今回のショックを大きく見積もったとしても実際に企業価値に与える影響というのは僅かということです。今回の急落を金融理論的に分析すると、S&P500指数の過去30年のデータから算出するとVIX指数が平常時の15以下の時は年率10%程度の上昇が期待できます。
S&P500指数の益利回りが6%として、極端な話、S&P500指数の全部の銘柄の利益が1年分ゼロになるという極端なケースを想定すると、1年後のS&P500指数の価値は6%下がりますので、それにあわせて現在の株価も6%下がります。逆に言うと、極端なケースでも6%のみということです。
この分析によってわかるのは投資家の不安心理の高まりが下落要因のほとんどだということです。30年間、今のようにVIX指数が80いっていますけれども、40以上に上昇した時に投資家の感じるリスクが株価に換算してだいたい20%近く余計に大きくなる計算になります。6%に下落率20%が加わる計算になります。しかし、その後、VIX指数が15以下に戻った時には元に戻りますので、理論的にはこのショックが1年以内に収まるのであれば、1年後の株価は利益が無くなった6%のみの下落ということになります。さらにその後、1年経過後、企業の利益が通常の状態に戻るとすれば、2年後の株価は元に戻ります。本来コロナウイルス自体が企業価値に与える影響というのは僅かということなんですけれども、今はそれとは関係のない異常な状態で取引がされているという段階だと思います。

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