アメリカ失業保険申請増 どう見る?
2020年4月21日(火)Newsモーニングサテライト
大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん
アメリカ失業保険申請増 どう見る?
1カ月で全就業者の7人に1人が失業と恐慌並みの数字となっていますが、背景には過去最大の救済策により、失業保険が大幅に強化されていることがあります。失業者の受給額は州ごとに異なり、通常、全米平均は1週間分としておよそ387ドル、ニューヨーク州は最大504ドルですが、今回さらに連邦政府から7月末まで600ドル上乗せされます。
給付はロックダウンで強制閉鎖を強いられた小売り、レストランなどで失業した人にとって非常に手厚い内容となっています。州からの失業保険の給付期間もニューヨーク州の例では通常、26週間ですが、13週間延長され、年末あたりまで続きます。これだけ手厚いために申請が殺到している面もあり、また、市場の目は経済活動再開に移りつつあるため、これまでほど材料視されない可能性もありそうです。
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