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コロナ後見据えた投資戦略

2020年4月2日(木)Newsモーニングサテライト

ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん

コロナ後見据えた投資戦略
先月23日、ダウが安値を付けた時期の状況なんですけれども、先月、下落していたのは株式だけではなく、資産といわれるものすべてだったんですよね。これは明らかに追加証拠金を満たすための現金化の動きでしたので、金融市場がまともに機能していなかった中での安値だったといえると思います。FRBとか政府が大きく介入してきた現在とは大きく異なる状況だと思います。
新型コロナウイルスの状況次第なんですけれども、余程のことがない限り、次につける安値というのは前回の安値よりもずっと有利な投資機会といえると思います。ただ、注意しておくべきは歴史的には二番底というのは前の安値よりも高い時もあれば、割れることもあるということですね。
注目すべきは情報技術セクターだと思っています。多くのテクノロジー企業はバランスシートが強固なうえに、新型コロナウイルスの影響も相対的に軽微です。さらに金利に敏感ですので、低金利環境が続くとみられている中では有利だと思います。逆に避けなければいけないのはエネルギーですね。新型コロナウイルスが収束しても、原油価格の回復は鈍いとみられます。そして、商業用不動産に特化したREIT、不動産投資信託ですね。商業用不動産の需要が低下してくるとみられることから、時間差でデフォルトが増えてくる可能性があると思います。

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