アメリカ シスコ決算 ビデオ会議好調
2020年5月15日(金)Newsモーニングサテライト
マキシム・グループ 久野誠太郎さん
アメリカ シスコ決算 ビデオ会議好調
2-4月期決算は7.5%減収、8.9%の減益となりましたが、市場予想ほど悪くない結果となり、株価は今日の取引で5%近く上昇しました。製品部門は12%減収、新型コロナによるサプライチェーンへの影響などから主力の通信機器であるルーターなどが足を引っ張りました。サービス部門は5%増収、ソフトウェアの74%を定期購入、サブスクリプションが占める結果となり、新型コロナの悪影響を緩和する役目を果たしたといえます。
シスコのビデオ会議システムWebexです。Webexの会議に参加した人数は1カ月間で3倍以上に増え、5億人を超えたほか、4月の利用時間は2月の3倍以上に増えました。これらの多くはお試し期間中であり、将来の売上高に貢献するものとなりますが、新型コロナにより需要の増加が見込まれるクラウド関連ソフトウェアが引き続き相場の注目を集めることになりそうです。
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