小売決算 オンライン対応に注目
2020年5月19日(火)Newsモーニングサテライト
SMBC日興セキュリティーズ・アメリカ 大関千尋さん
小売決算 オンライン対応に注目
4月小売売上高は前の月から16.4%の減少となり、3月に続いて過去最大の下げ幅となりました。一方で、項目別ではオンラインショッピングを含む無店舗販売が前の月から8.4%増と過去2番目の増加となり、多くの地域でロックダウンが続く中、消費者がオンラインへのシフトを加速させていることが改めて示されました。
明日に発表を控えるウォルマートに注目しています。ウォルマートは過去数年にわたりネットと実店舗の融合に大掛かりな投資を実施しており、オンラインにシフトする消費者の動きをとらえる体制が整っていたものと思われます。アメリカの調査会社によると、食料品を注文するアプリの1日当たりのダウンロード数は4月5日時点で、1月時点と比べ5.6倍となり、急速な普及が示唆される状況です。決算でeコマースの力強い成長が示されれば、消費行動の変化に伴う長期的な恩恵を受けることへの確信が一段と高まりそうです。
« ひきこもりの人や家族が集う居場所を設置しているのは約18% | トップページ | 介護保険料、年1万円を超える負担増になる人が続出 »
「Newsモーニングサテライト」カテゴリの記事
- アルコール飲料に新たな動き(2022.10.07)
- アメリカ小売決算の注目点は?(2022.10.06)
- アメリカ株価上昇の背景は?(2022.10.05)
- アメリカ中間選挙 市場の影響は(2022.10.04)
- アメリカ金融大手 決算見通し(2022.09.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント