アメリカ 給付金などで個人所得増
2020年6月9日(火)Newsモーニングサテライト
大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん
アメリカ 給付金などで個人所得増
特に消費者の経済状況はコロナショックから確実に回復しています。手厚い失業保険と政府の給付金で4月の個人所得は前の月と比べ10.5%増加しました。ビザが発表したアメリカ国内のカード決済取引高の推移では3月後半に27%も落ち込みましたが、週を追うごとに回復し、5月最後の週は前の年の水準まで戻しています。
ビジネス再開イコール利益ではないので見極めが大切です。例えば、4日、アメリカン航空が7月に74%便数を増やすと発表し、株が急騰しましたが、それでも輸送能力は去年の40%にとどまります。レストラン株もソーシャルディスタンスを守ると、席が75%埋まって、初めて元が取れる飲食業界では利益が見込めません。一方、ITやeコマースに強い小売企業はコロナと共存する新しいライフスタイルが追い風となっています。足元は出遅れ株が買われる相場ですが、利益を生む力に注目して優良企業を選ぶことが重要だと思います。
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