実質金利低下で株一段高?
2020年6月11日(木)Newsモーニングサテライト
ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん
FOMCを分析
最近の経済再開の方向にもかかわらず、2022年末という比較的長い間、実質的なゼロ金利が解除されないということが確認できました。現金と預金からなるマネーストックM1はコロナ危機以来、急増していて、直近の5月末時点でも増え続けています。空前の金余り状態といえると思います。
実質金利低下で株一段高?
実体経済にも株式市場にも大きな影響を与えるのは実質金利です。5年物の実質金利は今日、最近では最低のマイナス0.7%を付けました。現金とか預金をそのまま持っていれば、実質的に価値が目減りしていくということを示していて、株式市場とかまたはドル以外の資産に資金が流れやすい状況となっています。ナスダックは今日も最高値を更新していますけれども、このような状況では少々株式のバリエーションが高くても、買われますので、こういう相場が続いていくとみるべきだと思います。
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