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アメリカ個人消費に改善の兆し

2020年6月18日(木)Newsモーニングサテライト

米国みずほ証券 川尻賢弥さん

アメリカ個人消費に改善の兆し
飲食店が外出制限の影響で一部閉鎖などを余儀なくされた3月と4月に売上が大きく落ち込みましたが、5月は前の月と比べ29%の増加となりました。
個別企業の業績からも消費回復の兆しが見て取れます。ファストフードのマクドナルドは5月のアメリカの既存店売上高が4月から持ち直したと発表しています。また、コーヒーチェーンのスターバックスでも同様の傾向がみられており、週ごとに見ると特に4月中旬から5月末にかけて回復基調が続いています。アメリカの各州で規制が緩和されるにつれて、消費者の行動範囲も広がっていくと考えられ、自宅への消費から外出への消費に向かうと想定されます。今後はテーマパークの客足のほか、旅行代理店なども緩やかながら回復局面に向かうだろうとみています。

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