アメリカ実体経済に変化の兆し?
2020年6月2日(火)Newsモーニングサテライト
大和証券CMアメリカ 森本裕貴さん
アメリカ実体経済に変化の兆し?
経済指標の事前予想との乖離を指数化したエコノミックサプライズインデックスは5月中旬を境に底入れしています。また、S&P500指数の予想EPSも5月下旬に下げ止まりの兆しがみられました。水準自体はかなり厳しいものですが、株式市場は変化を好む性質があります。アメリカの経済状況と企業業績に底が見えたとの見方が広がることはかなり重要です。
2月半ば以降、新型コロナの感染拡大によりリスクオフが強まったことで、安全性が高いとされるMMFマネーマーケットファンドへの資金流入が加速し、MMFの残高は過去最高の5兆ドル近くに達しています。しかし、週を追うごとにMMFへの資金流入額は減少し、資金流出が目前に迫っています。現在はMMFへの資金流入が減少分の受け皿、イコール債券という状況ですが、実体経済の回復の確度が高まれば、株式への物色全体が期待できると考えています。
« 放置された船が住民や漁師らの悩みの種 | トップページ | 業務用米を農家との契約栽培で調達 »
「Newsモーニングサテライト」カテゴリの記事
- アルコール飲料に新たな動き(2022.10.07)
- アメリカ小売決算の注目点は?(2022.10.06)
- アメリカ株価上昇の背景は?(2022.10.05)
- アメリカ中間選挙 市場の影響は(2022.10.04)
- アメリカ金融大手 決算見通し(2022.09.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント