サマーラリーはあるか?
2020年7月2日(木)Newsモーニングサテライト
大和証券CMアメリカ 森本裕貴さん
サマーラリーはあるか?
7月4日、独立記念日から9月第一月曜日、レイバーデーまでは株価が上昇しやすいと言われています。特にナスダックは過去10年で7回上昇しています。決算シーズンに入り、IT企業の業績推移が明らかになるためと考えられます。4-6月期の決算は全体的には非常に厳しいものが予想されるだけに、IT企業の底堅さが確認されれば、ナスダックのサマーラリーにつながる可能性は高いと考えています。
これまでのナスダックの上昇は第1四半期におよそ15%下落した反動という側面が大きく、また、金利の低下を背景としたPER、株価収益率の拡張が主導してきました。ですから、今後の決算で当初から大きく減少したり、1株利益が切り上がれば、株価に上昇余地が生まれるとみています。例年ならば休暇中は薄商いとなり、相場が乱高下する懸念もあるのですが、今年は新型コロナによってテレワークが普及したことで、休暇中もマーケットへのアクセスが容易になると考えられ、これもサマーラリーを後押しするかもしれません。
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