アメリカ新学期商戦は過去最高に
2020年7月22日(水)Newsモーニングサテライト
マキシム・グループ 久野誠太郎さん
アメリカ新学期商戦は過去最高に
NRF全米小売業協会によるとオンライン授業に対応するため、単価の高いパソコンを購入する必要性が高まり、今年の新学期商戦の支出額は過去最高となった2012年を上回る見通しです。幼稚園から高校までの子供がいる世帯の調査ではその63%が今年、コンピューターや関連機器を購入するとみられており、支出総額は339億ドルと1年前に比べておよそ3割増えると予測されています。
ある調査によるとアメリカの公立学校に通う生徒のおよそ3割がインターネット接続のない家に住んでいたり、パソコンがないなど自宅からネットにつながることが難しいということで、この格差を解消するために一部ではおよそ最大110億ドルの緊急支援を行う必要性も指摘されています。現在、議会で協議されている追加の経済対策に盛り込まれれば、パソコン関連への支出をさらに後押しすることになりそうです。
« 医療費の1.3%減に対し、件数は11.5%減と大きく落ち込んだ | トップページ | 日本海溝・千島海溝でマグニチュード9級の巨大地震が起きるとの想定 »
「Newsモーニングサテライト」カテゴリの記事
- アルコール飲料に新たな動き(2022.10.07)
- アメリカ小売決算の注目点は?(2022.10.06)
- アメリカ株価上昇の背景は?(2022.10.05)
- アメリカ中間選挙 市場の影響は(2022.10.04)
- アメリカ金融大手 決算見通し(2022.09.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント