FOMCを分析
2020年7月30日(木)Newsモーニングサテライト
大和証券CMアメリカ 森本裕貴さん
FOMCを分析
経済活動と雇用が幾分回復したと表現を少し引き上げた一方、景気の先行きはウイルス次第という文言を新たに追加し、感染拡大の状況次第では追加緩和の用意があることをほのめかしました。サプライズ感はほとんどありませんでしたが、FOMCを分析を無風で通過したこと自体が市場参加者に安心感を与えました。
冒頭で景気の先行きは政府のあらゆる行動にかかっていると発言しましたが、追加景気対策で意見がまとまらない議会へのけん制の意味合いがあるように感じられました。FRBは28日に緊急融資プログラムの延長を発表し、本日29日は各国中銀へのドル供給レポを来年3月まで延長すると発表しています。FRBとして金融政策でやるべきことはやっている。しかし、景気を支えるには財政政策も必要不可欠で、今は議会にボールがあるという思いがパウエル議長にあったのかもしれません。両方の政策が揃えば、信用不安が大きく後退するとみています。
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