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業界勢力図の変化を捉える

2020年7月28日(火)Newsモーニングサテライト

大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん

業界勢力図の変化を捉える
テスラは4四半期連続で黒字を達成し、これでS&P500指数の採用条件をすべて満たしました。S&P500指数を構成する企業の時価総額の順位ではテスラは13番目に相当します。再生可能エネルギー時代の到来を市場が織り込み始めたとみています。また、半導体業界ではインテルが決算で次世代製品である7ナノメートルのプロセスで製造する新製品の投入時期が当初の予定より半年以上遅れると明らかにし、他社との差別化戦略だった自社生産から撤退する可能性も出てきました。
社内に生産部門を抱えるインテルはすぐにすべてを外注に切り替えられるわけではありません。一方で、競合するAMDやエヌビディアはTSMCに製造を委託していて、次世代製品で市場シェアを大きく伸ばす可能性があります。投資の機会は業界の勢力図が変化するときに生まれるので、これらの動きに注目しています。

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