不開示型のETFとは?
2020年8月6日(木)Newsモーニングサテライト
野村グループ 草田裕紀さん
不開示型のETFとは?
そもそもETFにはS&P500指数など株価指数に連動するパッシブ型と運用会社が独自に銘柄を選別するアクティブ型のETFがあります。その中で注目しているのがアクティブ型の一つである不開示型アクティブETFです。従来のETFとは異なり、運用会社が毎日、保有銘柄やその割合を開示する必要がありません。開示は原則として四半期に一度限りです。
競合他社に投資手法や戦略が知られにくいため、差別化を図ることができ、その分リターンを確保しやすいとも言えます。手数料の安さ、流動性の高さといったETFのメリットや指数を上回る成績を目指すアクティブ型ETFの要素を維持しつつ、知的財産ともいえる投資スキルを守ることもあり、大手運用会社が続々と参入を発表しています。投資戦略のバリエーションが広がることで、認知度が上がると大きく飛躍する可能性があり、注目しています。
« アトピー性皮膚炎の症状を抑える新薬が登場 | トップページ | 飲料などに使う果汁の価格が上がっている »
「Newsモーニングサテライト」カテゴリの記事
- アルコール飲料に新たな動き(2022.10.07)
- アメリカ小売決算の注目点は?(2022.10.06)
- アメリカ株価上昇の背景は?(2022.10.05)
- アメリカ中間選挙 市場の影響は(2022.10.04)
- アメリカ金融大手 決算見通し(2022.09.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント