アメリカ住宅市場が有望なワケ
2020年9月18日(金)Newsモーニングサテライト
ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん
アメリカ住宅市場が有望なワケ
一戸建て住宅は着工件数、許可件数ともに足元で4カ月連続で増加しているほか、16日に発表された9月NAHB住宅市場指数は統計史上最高を記録しました。この指数は住宅建設業者の景況感を取りまとめたもので、先行性が高い指標です。NAHB住宅市場指数と住宅建設株ETFの推移を比較すると非常に相関が高いことがわかります。
まずコロナ禍で在宅勤務が増加した中で、オフィスの需要が減る一方、住宅の需要は増加しそうです。二つ目に30年住宅ローン金利は史上最低水準となっています。昨日のFOMCでも示されたとおり、低金利はこの先数年続く見通しです。三つめは初めて住宅を取得する30歳前後の人口がこの数年で急速に伸びてきていることです。彼らはベビーブーマーの子供の世代で、ミレニアル世代と呼ばれ、今後の住宅市場、さらにはアメリカ経済を牽引していくことが期待されています。
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