アメリカ10月相場は一進一退か
2020年9月30日(水)Newsモーニングサテライト
マキシム・グループ 久野誠太郎さん
アメリカ9月相場振り返り
9月の主要3指数は新型コロナの感染拡大で急落した3月以来初めて月間ベースで下落となる見通しです。一方、代表的な輸送株で構成されるダウ輸送株指数は6カ月連続で上昇し、9月半ばに最高値を更新、Eコマースの加速によって好決算を発表したフェデックスなど配送関連が牽引しています。全体が売られた中でも景気敏感株の一角が買われた点はポジティブに捉えています。
アメリカ10月相場は一進一退か
10月期も一進一退のもみ合いが続きそうです。企業業績は4-6月期をボトムに上向くことが予想されますが、大統領選が目前に迫っています。世論調査ではバイデン氏が優勢ですが、4年前の教訓から株式市場はバイデン氏の勝利を織り込めず、不透明感が払拭されません。また、今回は郵送投票の割合が増えるとされ、開票作業が遅れる可能性もあります。11月に入ってからも動きずらい相場が続くかもしれません。
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