アメリカサービス業景況感持ち直し
2020年10月6日(火)Newsモーニングサテライト
SMBC日興セキュリティーズ・アメリカ 大関千尋さん
アメリカサービス業景況感持ち直し
9月は57.8となり、景気判断の分かれ目となる50を大きく上回りました。9月に入って新型コロナの感染が再び拡大する中でも、サービス業の活動は明確に持ち直していることが示されました。雇用は2月以来で初めて50を上回りました。年末商戦に向け、Eコマース企業が大規模な臨時雇用に踏み切るなど雇用全体の受け皿であるサービス業で改善がみられたことはポジティブといえそうです。
足元では恒久的に職を失った人が増加傾向にあり、さらに失業者が増えるとなれば、経済の失速が危ぶまれる状況です。追加の経済対策をめぐってはトランプ大統領が新型コロナに感染したことで、大統領選前に成立するとの見方が増えています。トランプ氏が選挙活動を対面で行えない中で、政策を実現し、成果を重視するとの見方があることです。ただ、民主党の案に大きく歩み寄る形になれば、それがバイデン陣営への追い風になる可能性もあり、ぎりぎりまで難しい駆け引きが続くものとみています。
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