大統領選、共通の政策に注目
2020年10月30日(金)Newsモーニングサテライト
SMBC日興セキュリティーズ・アメリカ 大塚祐貴さん
大統領選、共通の政策に注目
バイデン氏は経済政策の一つとしてアメリカのサプライチェーンの再構築を挙げていて、中国に依存した製造業のサプライチェーンを見直し、アメリカ国内に回帰させるとしています。これはアメリカファーストを掲げ、アップルや自動車メーカーなどに海外への工場移転をやめるように求めてきたトランプ大統領と共通しており、選挙でどちらが勝利してもサプライチェーンの国内回帰は変わらないテーマと考えられます。すでにアップルなど生産の一部を中国からアメリカに戻す動きもあり、今後もこうした動きが継続すると思われます。
新型コロナの感染拡大に対する懸念が続くほか、業績に打撃を受けた企業がコスト効率を重視することを考えると、ファクトリーオートメーション、工場の自動化が進むことが期待されます。この分野での代表的なアメリカ企業としてロックウェルオートメーションが挙げられるほか、産業向けの半導体を手掛けるテキサスインスツルメンツなどにも注目しています。
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