アメリカ7-9月期決算の見通し
2020年10月27日(火)Newsモーニングサテライト
野村グループ 山腰健太郎さん
アメリカ7-9月期決算の見通し
先週末までにS&P500企業の135社が決算を発表しましたが、8割以上が市場予想を上回る内容でした。ヘルスケアや情報技術が堅調で、S&P500の収益率予想は徐々に切り上がり、直近では16.7%にとどまる予想となっています。しかし、市場予想を上回るであろうという期待は株価にある程度織り込まれているため、決算後の株価の反応は限定的な印象です。
減益予想のセクターが多い中、情報技術の増益予想は現在、0.3%とわずかながらプラスに転じ、増益の見通しとなっています。前回の決算が良好な内容だったことから、市場の期待は相当高まっています。直近にハイテク株は金利の上昇を背景にやや軟調に推移していますが、今週の決算を経て、ハイテク株が再度相場の上昇を牽引できるかに注目しています。
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