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アメリカ今後の消費の見通し

2020年10月21日(水)Newsモーニングサテライト

大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん

アメリカ今後の消費の見通し
9月の小売売上高は前月比1.9%増、前年同月比5.4%増となり、コロナ前の水準を超えてきました。背景としてはコロナ政策で貯蓄が増える中、旅行、外食が減るなどコト消費からモノ消費へのシフトが進んだこと。コロナで学校の再開時期が不透明だったため、本来7月から8月に本格化する新学期商戦が後ずれしたことなどが挙げられます。コロナの影響で家周り商品、自動車購入、スポーツ関連などが好調で、コロナ前の1年間の月平均と比較すると二けた成長となっています。
10月はアマゾンのプライムデーを始め、小売り大手のオンラインセールの恩恵を受けるほか、年末商戦の前倒しも計画されています。個人所得は失業保険の上乗せ給付終了などで伸びが鈍化しているものの、8月も5%増加しました。しばらくは貯蓄が支えとなるでしょう。選挙前の追加の経済対策は上院共和党が合意しないと成立しませんが、選挙後に大型経済対策が打たれるので、過度な悲観は禁物です。

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