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S&P500の見通し

2020年10月9日(金)Newsモーニングサテライト

ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん

S&P500の見通し
金利がほぼゼロとなった今、リターンを得るということはすなわちリスクを取るということです。新型コロナの感染が拡大して以降の相場はまさにそのようになっています。S&P500指数とVIX指数はかなり連動性が高いことがわかります。すなわち市場の不安心理がより高い時にリスクを取っていれば、後々大きなリターンが得られたということです。
現在、市場が感じているリスクは大きく4つ挙げられます。大統領選挙、追加経済対策の行方、新型コロナウイルスの感染拡大、そして、7-9月期決算です。ただ、いずれもこの先1から3カ月程度と比較的短期の期限付きリスク要因です。そして、大雑把ではありますが。市場にはこれらのリスク要因で10%程度のリスクプレミアムが織り込まれていると考えています。時間の経過とともに、これらのリスク要因が剥落していくと考えられるため、S&P500指数が年末までに10%上昇し、3800近くの高値を付ける場面が来るとの見方に変わりはありません。

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