アメリカ株 今後の材料は?
2020年11月18日(水)Newsモーニングサテライト
野村グループ 山腰健太郎さん
アメリカ株 今後の材料は?
ワクチン開発の前進による金利の上昇を受け、先週からグロース株が軟調となった一方、エネルギー、金融を中心としたバリュー株が大きく上昇してきました。ただ、直近ではワクチンを好感する動きはひとまず一巡し、マーケットは次の材料を探している状態です、新型コロナの感染が再び広がる中、追加経済支援をめぐる与野党の対立が続いていることも重石となっています。
短期的にはワクチンの最終承認を催促する相場になると考えています。一方で現在のマーケットはFRBによる過去最大規模の資金供給を背景とした金融相場になっており、金利の上下に敏感に反応します。ワクチンの期待で軟調なグロース株も含め、相場全体が一段と上昇するためには業績に裏付けされた業績相場にいち早く移行できるかに注目しています。
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