グロース株 なぜ優位?
2020年11月24日(火)Newsモーニングサテライト
ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん
バリュー株 見直し続く?
いわゆるバリュー株の中には旅行、不動産、エネルギー、金融など新型コロナウイルスの影響が直撃したセクターが多く含まれるため、ワクチンが広く普及するようになれば、元に戻るとの期待が高まっています。しかし、この先数年を見据えた場合、株式市場の大きなテーマはもはや新型コロナウイルスそのものというよりも新型コロナウイルスがもたらした超低金利、空前の流動性供給だと考えています。その点で中長期的に見たグロース株の優位は不変と考えました。
グロース株 なぜ優位?
過去20年間、S&P500指数のグロース株とバリュー株の1日当たりの上昇率の平均は金融引き締め局面でのバリュー株の上昇率はグロース株よりもやや大きい程度ですけれども、金融緩和局面でのグロース株の上昇率はバリュー株の5倍にもなっています。空前の金融緩和、流動性供給を勘案すると、ナスダックはいずれ今の倍、24,000になってもおかしくないと思います。早ければ、来年にそういう場面が来る可能性も念頭に置いています。
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