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ソフトウェア株の注目は?

2020年12月1日(火)Newsモーニングサテライト

大和証券CMアメリカ 森本裕貴さん

ソフトウェア株の注目は?
情報技術セクターは半導体、ハードウェア、ソフトウェアの三つに分けることができます。それぞれの1株当たり利益の推移を見ると半導体企業はテレワークの普及などによるデータセンター需要の高まりを受け、業績が堅調です。一方、ソフトウェア企業の業績は相対的に弱含んでいます。中小企業やレジャー、外食、小売りなどコロナでダメージを強く受けた企業からの需要が減ったためですが、ワクチンが普及すれば、IT投資が比較的早い段階で持ち直し、ソフトウェアの需要も回復するとの期待が足元では広がっています。
ワクチンによる業績回復は期待先行の側面が強いため、コロナの影響が相対的に小さかった企業に注目すべきだと考えます。例えば、業務効率化ソフトを手掛けるサービスナウです。同社のソフトは大企業を中心に使われていて、顧客維持率は98%にのぼります。結果、新型コロナの環境でも業績はほとんど悪化せず、株価は右肩上がりで上昇しています。他にも決済サービスのペイパルはEコマースの利用増加を背景に株価が上場来高値圏にあります。ワクチンが広く普及するまではこういった企業が選好されやすいと考えています。

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