ドアダッシュ勢いは続く?
2020年12月10日(木)Newsモーニングサテライト
マキシム・グループ 久野誠太郎さん
ドアダッシュ新規上場
ドアダッシュの調達額は今年のIPOとして最大規模となりました。取引初日の本日、株価は77%ほど上昇しており、投資家の需要は旺盛です。ウーバーイーツなどが大都市を中心にサービスを展開しているのに対し、ドアダッシュは郊外や中小都市を重点に置き、高成長を遂げています。今では守備範囲を大都市にも広げ、フードデリバリー市場でのシェアは50%とウーバーイーツなどのライバルを大きく引き離しています。
ドアダッシュ勢いは続く?
2019年のドアダッシュの総注文金額は80億ドルでした。2020年は巣ごもり需要の影響で、さらに伸びるとみられています。アメリカのデリバーリーやテイクアウトなどの市場規模は3026億ドルと巨大で、成長余地はまだまだ大きいといえそうです。新型コロナが収束すれば、成長率は一時的に減速することにはあると思うのですが、今のペースで販売、マーケティングなどへの投資を継続し、レストラン、消費者、配達員のプラットフォームを拡大していけば、消費者のデジタル移行という大きな波に乗る形でドアダッシュの堅調は続くとみています。
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