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乱高下のビットコイン 今後は?

2021年1月5日(火)Newsモーニングサテライト

ホリコ・キャピタル・マネジマント 堀古英司さん

乱高下のビットコイン 今後は?
ビットコインは10月半ば以降、急上昇してきました。オンライン決済大手のペイパルがアプリ内でビットコインを売買できるサービスを開始するなど煩雑な手続きなしで取引できる場が一気に広がったほか、著名ファンドマネジャーがビットコインの保有を公表して、買い安心感が広がったことがサポート材料です。
ビットコインを裏付けとするビットコインETFはこの数年、複数の申請がありましたけれども、アメリカのSEC、証券取引委員会は不透明性や流動性の乏しさなどを理由にすべて却下しています。確かにビットコインは価格上昇期待と高値警戒感が交錯して不安定な値動きで、昨日の高値からは一時18%以上の下落する場面もありました。アメリカ株式のVIX指数は現在27程度ですけれども、ビットコインにもしVIX指数があったとすると去年は100を超える場面もあったという計算になります。ただ、直近の時価総額は6000億ドルに達し、アメリカの株式で言えば、上位10位以内に入ることになります。投資家のすそ野も広がりつつあることから、今年、SECの姿勢に変化が出る可能性もあります。そうなれば、ビットコインはより広い投資家に資産の一部として認識されることになると思います。

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