投資の民主化実現するか
2021年1月26日(火)Newsモーニングサテライト
大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん
投資の民主化実現するか
投資の民主化とは少ない資金しかなくても投資できるサービスを提供し、低所得者や若者などに対して株式投資の間口を広げる動きのことです。アメリカでは新型コロナの状況でも株高が続いていますが、その恩恵を受けるのは投資に振り向けられる資金を持つ富裕層が中心です。貧富の格差をますます拡大する傾向があり、今、投資の民主化が注目されています。
この分野には大手金融機関も続々と参入しています。モルガンスタンレーはインターネット証券のEトレードファイナンシャルを買収し、富裕層から一般個人向けまで資産運用のすそ野を広げています。ゴールドマンサックスもアプリを通じて少額から投資ができるサービスを始める予定で、ロボアドバイザー、人工知能を活用した運用が注目されます。一方で、先駆けとなったロビンフッドについては投資家保護の面で問題があったとする指摘も出ていますし、今日も手数料無料を謳う多くのネット証券でシステム障害が発生しました。投資の民主化が進むためにもより確かなシステムを持ち、投資の正しい知識も訴求できるような革新的なサービスの登場が期待されます。
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