21年のSPAC上場は?
2021年2月18日(木)Newsモーニングサテライト
野村グループ 山腰健太郎さん
21年のSPAC上場は?
昨年はSPACを通じたIPO件数がIPO全体の半数以上を占めました。今年も100社以上がSPACを通じて上場し、年間で1000件に達する見通しといわれています。SPACはEVやバイオ、宇宙ビジネスなど成長を期待する企業が多く上場していますが、低金利が長期化する見通しの中ではこうした成長株に資金が集まりやすいこともあり、ヘッジファンドや個人投資家から安定的な運用先として選好されています。
SPACの買収先は技術力やテーマ性はあるものの、現在は赤字であったり、売り上げやEPSといった実績を伴っていない企業が多くを占めています。そのため、今後、個人投資家はSPACをめぐり、投資アプリなどを経由して投資熱を煽るような例が散見されるとSECによる規制が強化される可能性については注意が必要です。
« 中小M&A 損保が安全網 | トップページ | Vチューバー、雑談で1億円 »
「Newsモーニングサテライト」カテゴリの記事
- アルコール飲料に新たな動き(2022.10.07)
- アメリカ小売決算の注目点は?(2022.10.06)
- アメリカ株価上昇の背景は?(2022.10.05)
- アメリカ中間選挙 市場の影響は(2022.10.04)
- アメリカ金融大手 決算見通し(2022.09.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント