アメリカ相場にアフターコロナの兆し
2021年2月9日(火)Newsモーニングサテライト
大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん
アメリカ相場にアフターコロナの兆し
新型コロナの追加経済対策が成立に向けて一歩前進したことやアメリカで新型コロナワクチンの接種を少なくとも1回受けた人の数が累計感染者数を超えたというニュースをきっかけに今後の景気回復を織り込むリフレトレードのスイッチが入りました。個人への現金給付とワクチンへの期待から消費銘柄が堅調ですが、リードするのはディズニーやホテルチェーンのマリオットなどレジャー関連です。モノ消費からコト消費へ、巣ごもりから経済再開銘柄へと物色の対象がアフターコロナを見据えたものに変わっています。
アマゾンの2020年10-12月期の売上高は日本円にして13兆円以上と過去最高を記録しました。このタイミングで退任する背景として考えられるのはコロナ特需がピークに達した可能性です。裏を返せば、コロナ危機の最悪期を脱し、普通に外出できる生活が近づいてきたということです。アメリカではヤンキースタジアムやディズニーランドが大規模な接種会場となり、ワクチン接種のペースが加速しています。また、感染者数が減少傾向にあるニューヨーク州ではレストランでの店内飲食の規制が金曜日から緩和されます。今後、リフレトレードの動きが本格化しそうです。
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