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商品相場の今後は?

2021年2月3日(水)Newsモーニングサテライト

マキシム・グループ 久野誠太郎さん

銀価格反落
前日は8年ぶりの高値を付けた銀ですが、今日は反落して9%以上下落して推移しています。銀の市場には厚みがあって、ゲームストップのような小型株と比べるとはるかに流動性が高いので、価格を吊り上げたままにするのは難しかったと思われます。また、取引所が証拠金を引き上げたことも影響したとみられます。

商品相場の今後は?
世界的な脱炭素の潮流により、長期的な上昇相場が始まるとみています。2019年には世界の銀需要のおよそ10%は太陽光パネル向けとなっていました。バイデン大統領は今後5年間で5億枚の太陽光パネルを設置したいとしているので、さらなる需要が見込まれます。また、EV電気自動車やクリーンエネルギーの普及により2025年の銅の消費は2020年の3倍近くに増加する見込みです。商品価格は長らく低迷していたため、構造的な投資不足に陥っていて、供給は抑制されている状況です。追加経済対策やワクチン接種の進展に伴い、商品価格の上昇期待が高まりそうです。

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