金利上昇・増税の懸念は?
2021年2月24日(水)Newsモーニングサテライト
SMBC日興セキュリティーズ・アメリカ 大関千尋さん
景気敏感株 インフラ期待で上昇
コロナの感染者数の減少などを背景にグロース株から景気敏感株へのローテーションが続いていると考えています。また、バイデン政権が来月にも公表するとみられる次の大型景気対策を織り込む動きが始まっています。インフラ投資が目玉で、規模はコロナ対応の1.9兆ドルの追加経済対策案を超えるとの見方もあります。
金利上昇・増税の懸念は?
FRBが緩和姿勢を維持していることから、短期金利は低位にとどまったまま、長期金利だけが上昇し、長短金利差が拡大する展開が想定されます。過去、長短金利差が拡大した局面では銀行や自動車など景気の動向に敏感なセクターが市場全体をアウトパフォームする傾向にありました。また、イエレン財務長官は景気回復を優先し、直ちに増税はしない姿勢を示しています。こうしたことから次の大型経済対策の詳細が打ち出されれば、雇用回復への期待も相まって、景気敏感株の上昇は続くとみています。
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