暗号資産の地位向上は?
2021年4月8日(木)Newsモーニングサテライト
マキシム・グループ 久野誠太郎さん
暗号資産の地位向上は?
機関投資家からの需要が増えているほか、テスラやペイパルなどの企業で暗号資産による支払を導入する動きが広がり、価格の上昇を後押ししています。暗号資産交換会社のコインベースは1日、ナスダックへの直接上場をめぐりSEC、証券取引委員会から承認を得ました。コインベースの1-3月期暫定決算を見ると、月間取引ユーザー数は610万人と2020年末の280万人から2倍以上の増加し、業績も大幅に向上しています。暗号資産交換会社としてはビジネックスに続く上場となり、暗号資産の地位向上を後押しすることになりそうです。
上場の承認を得たコインベースも収益に占める取引手数料の割合が大きく、暗号資産価格が下落し、取引量が減った場合には大きな打撃を受ける可能性がります。依然として規制への懸念がくすぶる中で、資産運用大手のフィディリティインベストメンツや決済サービスのスクエアなどは6日、暗号資産の業界団体を設立したと発表しています。政策立案者や規制当局と暗号資産の分析などを共有し、誤解を正していく方針ということで共通の理解が広がるのか注目しています。
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