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食料品Eコマースの今後は

2021年5月11日(火)Newsモーニングサテライト

 

岡三証券NY 𠮷田拡司さん

 

巣ごもり減少にどう対応?
コロナで掴んだ顧客をどのように繫ぎ止めるかが課題となっていますが、その課題を解決し、コロナ後も急成長が見込める食料品のEコマース市場に注目しています。アメリカの食料品市場全体に占めるEコマースの売上は2020年に10.2%と2019年の3.4%から急成長を遂げました。2025年には21.5%まで拡大すると予測されています。今後の課題は生鮮、冷凍食品の配達です。私も配達サービスを利用していますが、到着予定時刻に2時間の幅があり、受け取るまで家から出られません。アメリカで勤務がすべて、または部分的な人の割合は去年ピーク時には70%に達していましたが、今年1月には56%まで低下しており、このままでは利用者が減少する可能性もあります。

 

食料品Eコマースの今後は
ウォルマートはインターネットとつながった宅配ボックス、スマートホームボックスを利用者の玄関先などに設置し、24時間いつでも受け取りができるように実証実験を行うと発表しています。スマートホームボックスはスタートアップのホームバレットが開発したもので、冷凍、冷蔵、常温の3区画に分かれており、アプリで温度も管理することも可能です。また、ウォルマートの配達員はアプリでカギの操作ができるため、安全面でも優れています。こうしたボックスの広がりで食料品市場のビジネスモデルそのものが大きく変わる可能性があります。ホームバレット以外にも同様の商品を手掛けるスタートアップに注目しています。

 

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