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アメリカ 起業件数の急増に注目

2021年6月22日(火)Newsモーニングサテライト

 

米国みずほ証券 兼松渉さん

 

アメリカ 起業件数の急増に注目
アメリカの新規事業申請件数は2019年の約350万件から2020年には約430万件となり、2021年に入ってからは5月末までで約250万件、このペースが続くと2021年末までには約600万件に近づく見通しです。新型コロナで職を失った労働者が自ら中小企業を起業するパターンが多く、業種はEコマースを含む小売りからサービス業、輸送から建設まで様々。政府からの給付金や住宅価格や株価といった資産価格の上昇、まだまだ低金利で資金調達であるといった要因も起業トレンドの追い風となっています。また、最近は雇用データなどで労働者不足が問題視されていますが、実はこういった起業ブームもその背景の一つなのではと考えています。
アメリカでは2021年だけで新たに設立された航空会社の数が90社を超える見通しで、例えば、ブリーズエアウェイズやアベロエアラインズなどがすでに運航を開始しています。これらはコロナ禍で従来の航空会社が手放した航空機を借り入れ、解雇された客室乗務員などの従業員を雇い、今後の経済再開に伴うトラベルブームに備えています。今が絶好のタイミング、最高のビジネスチャンスとの考えなんですね。国土が広いアメリカにおいて輸送セクターは経済のバロメーターとも言われています。この分野における経済活動の活発化は今後の景気回復が力強いものとなることを裏付けていると考えています。

 

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