勝利至上主義が生む誘惑 技術進歩、DNAで「肉体改造」
自分の力を出せば勝てる――。
アスリートは天を仰いでつぶやき、コーチは激励し、観客は祈る。
スポーツの大舞台で多くの人が共有してきた言葉だ。
ところが遺伝子工学の進歩で「本来の自分」の定義が揺らいでいる。
世界反ドーピング機関(WADA)は遺伝子を細工した細胞やDNAを体に入れる行為を「遺伝子ドーピング」として禁じ、2018年には遺伝子を自在に改変できる「ゲノム編集」を禁止事項に加えた。
先端技術が新たな倫理観を迫っている。
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