米人口鈍化、対中競争に影 20年国勢調査、伸び率は最低水準
米国勢調査局が発表した2020年の米国勢調査は米国の競争上の優位を支えてきた「人口成長」の土台が揺らぐ姿を浮かび上がらせた。
人口の伸びが世界大恐慌期を含む1940年調査に次ぐ低水準にとどまった。
22年以降の選挙事情を左右し、次代の覇権を争う中国との対立にも影響する。
米人口は約3億3145万人と10年前の前回調査から7.4%増えた。
伸び率は1940年調査(10年前比7.3%増)に次ぐ歴史的な低さだった。
白人層の高齢化で出生数が鈍り、さらに移民の流入が細っていることが人口成長の鈍化の背景にある。
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