サイバー防衛 議論乏しい国会、対策停滞 「自衛権の行使」整理が必要
サイバー空間は現代の新たな「戦争」の主戦場になりつつある。
時代に適した体制づくりに超党派で取り組む米欧とは対照的に、日本の国会は議論を尽くしていると言いがたい状況にある。
それはデータの面からも明らかだ。
今年の通常国会にあった全800の会議録を調べると「サイバー攻撃」「サイバー防衛」の発言が一度でも出た衆参両院の会議は57。
そのうち17が外交・安全保障に関する委員会、14が内閣委員会だった。
情報通信分野を扱う総務委員会は6、憲法審査会は2にとどまった。
衆院安全保障委員会や参院外交防衛委員会などでも法整備の必要性や自衛権との関係を正面から議論する場面は乏しかった。
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