エンタメ銘柄の見通しは?
2021年9月28日(火)Newsモーニングサテライト
大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん
コト消費回復に明るい兆し
旅行、エンターテインメントなどコト消費の回復は想定よりもゆっくりですが、明るい兆しも見えています。ニューヨークの地下鉄乗客数はまだコロナ前の48%程度で、これは観光客の戻りが鈍いこと、大規模な催しなどが依然オンラインで開催されていること、オフィス勤務を先送りする企業が多いことなどが原因です。しかし、アメリカでは11月初旬から海外からの旅行者にワクチン接種を義務付ける代わりに、一部の国に課していた渡航制限を緩和する方針が示され、旅行関連銘柄が動き始めています。
エンタメ銘柄の見通しは?
ライブネーションエンターテインメントは世界最大のイベントプロモーターで、コンサートなどを企画し、チケットを販売します。ワクチンの普及にもかかわらず、イベント数は大きく落ち込んだままですが、これは企画、準備に数カ月から半年以上かかるためです。明るい兆しとしては6月の北米におけるチケット取扱高は単月としては史上4番目、また、下半期のフェスティバル参加者は企画案件の3分の2で、2019年の水準を上回る見通しを示しています。エンターテインメント業界はパンデミック中のペントアップ需要や旅行者の増加で供給さえ追いつけば、順調に回復すると見ています。
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