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9月相場の見通し

2021年9月2日(木)Newsモーニングサテライト

マキシム・グループ 久野誠太郎さん

9月相場の見通し
9月の相場を占う上で3日に発表される8月分の雇用統計は重要です。非農業部門雇用者数の市場予想は74万8000人増と7月からは鈍化するものの、労働市場の堅調な回復が続くことが見込まれています。7月に続き8月の雇用統計でも予想を上回る雇用の伸びが示されれば、テーパリング、量的緩和縮小への向けての動きが進展することになりそうです。ただ、市場は年内のテーパリングの開始をほぼ織り込んでいますので、混乱が広がることはないでしょう。一方で新型コロナの感染再拡大は気がかりです。アメリカの新型コロナの入院者数は先週、10万人を超えました。これは1月以来の高い水準です。コロナの感染再拡大が先行きの不透明要因となり、消費者の景況感にも影を落としています。
直近の企業の決算発表でも、新型コロナによるサプライチェーンの混乱を報告する企業が多くみられました。靴やアクセサリーの販売を手掛けるデザイナーブランズは31日、製品の出荷が遅れていることを明らかにしたほか、中国の電気自動車メーカー、ニーオは1日、半導体不足を理由に7-9月期の納入台数見通しを下方修正しました。9月の株式市場にはデルタ株や供給制約をめぐる不透明感がくすぶり、積極的に高値を追う動きは限られそうです。ただ、経済の正常化や企業業績の伸びを背景に3指数は高値圏で底堅い展開になることが見込まれます。

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