「巨額財政」に静かな警鐘
岸田文雄政権発足後の5日の国内金融市場で、株式とともに債券相場も下落した。
岸田首相が打ち出す「数十兆円規模の経済政策」で資金が国債増発でまかなわれれば、債券市場の需給が悪化するとの懸念が強まっているからだ。
5日は10年物国債の入札が想定外に低調な結果となり、財政規律を注視する債券投資家による「巨額財政」への静かな警戒が浮き彫りになった。
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