卸売物価伸び最大 9月10.7%
中国の電力不足が素材高に拍車をかけている。
9月の卸売物価指数は過去最大の伸びを記録した。
政府は電力生産を増やすため、値上げを容認した。
資源高と重なり企業のコストは一段と膨らみ、価格転嫁の圧力は強まる。
政府は価格統制で小売価格の上昇を抑え込んできたが、政府が市場に介入する手法が揺らいでいる。
中国国家統計局が14日発表した9月の卸売物価指数は前年同月比10.7%上昇した。
統計が遡れる1996年10月以来、最大となった。
伸び率は8月から1.2ポイント拡大した。
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