オミクロン株で金融政策は?
2021年12月1日(水)Newsモーニングサテライト
野村グループ 山腰健太郎さん
FRB高官発言 ややタカ派に
FRBのクラリダ副議長は11月19日、堅調な経済指標を考慮すると、次回12月のFOMC会合でテーパリングペースの加速について議論することが適切となる可能性があると発言しました。
さらに従来最もハト派とされてきたサンフランシスコ連銀のデイリー総裁は24日、11月の雇用統計とCPI、消費者物価指数がこれまでと同様の推移をするならば、テーパリングのペースを速めることを支持すると発言したことから、来年からテーパリングのペースが速まる可能性が高まっていると考えています。
オミクロン株で金融政策は?
FRBは次回以降のFOMCでテーパリングのペースを速めることを発表する可能性があり、その場合、債券購入の縮小規模については現在の毎月150億ドルから毎月300億ドルに倍増されると想定しています。
利上げについてはFRBは新型コロナ変異ウイルスの動向や最大雇用の評価に時間を要する可能性が高いため、来年9月までは忍耐強い姿勢を維持し、野村グループとしては来年は年2回の利上げを予想しています。
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