アメリカ 決算から見る企業の回復
2021年12月23日(木)Newsモーニングサテライト
大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子さん
アメリカ 決算から見る企業の回復
半導体大手マイクロンテクノロジーとスポーツ用品のナイキが20日に発表した決算です。
両社はまったく別の業種ですが、いずれも今回の決算でサプライチェーン問題の解決に自信を示しています。
ナイキは9-11月期について新型コロナの影響で、ベトナム工場が閉鎖されたため、在庫が不足し、中国の売り上げが減少したことなどを明らかにしました。
ただ、ベトナム工場は既に再開され、生産量はコロナ前の8割まで回復しています。
経営陣はサプライチェーンの混乱が来年半ば以降に正常化することを確信していると自信を示しました。
マイクロロンは顧客であるパソコンメーカーについて部品が入手しやすくなったことで、生産を再加速させており、マイクロンへの受注も改善していると説明しました。
半導体不足は来年にかけて緩和されるとして、12-2月期について市場予想を上回る見通しを示しています。
家電や自動車などで半導体、メモリーチップの使用が拡大していることも追い風です。
パンデミックによる半導体の供給制約は幅広い産業にでボトルネックとなっていましたので、マイクロンの強気見通しは製造業の回復を示唆しています。
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