銘柄入れ替えに注目
2021年12月3日(金)Newsモーニングサテライト
大和証券CMアメリカ 森本裕貴さん
銘柄入れ替えに注目
17日の取引終了後に6銘柄が入れ替わります。
新たに採用されるのは昨年12月にナスダックに上場した民泊仲介大手、エアビーアンドビーや今年7月に上場した電気自動車のルーシッドグループ、サイバーセキュリティのパロアルトネットワークス、フォーティネットなどとなっています。
例えば、S&P500に採用されるためにはアメリカ企業であること、直近の4四半期連続で黒字であること、時価総額が53億ドル以上などいくつかの厳しい基準をクリアする必要があります。
一方で、金融関連企業以外で構成されるナスダック100指数に採用されるためにはナスダック市場で金融関連企業を除く時価総額トップ100に入り、一定の流動性があることが条件となっています。
S&P500のように業績面での厳しい基準はなく、アメリカ以外の企業の採用も認められている一方で、時価総額100位以内をキープするのは至難の業となっています。
例えば、コンピュータのストレージ、外部記憶装置を手掛けるネットアップは株価が下落したことで、2年足らずで指数から除外されました。
S&P500が業績、つまり企業の実力テストだとすると、ナスダック100は将来の成長性に対する人気投票というイメージです。
採用基準の違いからナスダック100に採用されても、S&P500には採用されていない銘柄がいくつかあります。
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