雇用保険、進まぬ国負担増
労働政策審議会(厚生労働相の諮問機関)の部会は7日、失業手当などに充てる「失業等給付」の保険料率を10月に現行の0.2%(労使折半)から0.6%に上げる方針を承認した。
労使が「国は雇用政策への責任を示すべきだ」として求めてきた失業手当の国庫負担率の25%への引き上げなど、雇用保険制度の抜本改革に向けた議論は先送りした。
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